夏の終わり
世間では今日で夏休みが終わりみたいですが、毎日が夏休みの様な生活を送ってる私には関係ねーよ、ていうか今日でバイト先潰れるから夏休みと春休みと冬休みが一気に来ちゃった、みたいな。
今のバイト先は時給もいいし嫌な上司先輩同僚もいなくてやりやすかったし、何より同じ建物にダチと惚れてる男がいたから、毎日の通勤だって、出勤の一時間前には職場に来てたくらいだった。
まず最初にダチの店が撤退して、そして昨日、惚れてる男もいなくなった。
あいつとはもう連絡も取らないだろうし、会うこともないだろう。
ただもう一回だけ、あいつのインプレッサに乗りたかった。
ほんの数ヶ月の間だったけれど、つるんで遊んだりだべったり愛だの恋だのにうつつを抜かしてみたり、傷付けたり傷付けられたりして、なんか学生の夏休みみたいで楽しかった。
今はなんとなく味気ない感じだけど、そのうち一人でも何か楽しい事を見つけるつもり。
もう、たかだか一人の男の一挙手一投足に振り回されて、浮かれ上がったり失望したりする、あまりにも世界が狭い自分自身に絶望したりするのは、馬鹿みたいで勘弁だから。
そもそも行く必要があるのか
約一年半ぶりに病院へ行ってきました。
「普通一年半も病院も行かないで薬も飲まなかったらおかしくなるんだけど、あなたの場合、わりかし社会に馴染んでるから、珍しいケースなんだよね。いい意味で。」
と、褒められてるんだかなんだか分からない言葉を頂き、
「でもあなたの初期のカルテを見ると、病気なんだよね」
と、初期の症状をつらつらと読み上げられて、恥ずかしくておかしくて、こみ上げてくる笑いをかみ殺すのに必死でした。
それで今回の目的は、私の普通二輪免許取得に関して母と口論になり、お前は普通と違うんだから、薬飲んでるんだから(今は飲んでねーよ)だの、挙げ句の果てには基地外呼ばわりされて、売り言葉に買い言葉の末、じゃあ先生がいいって言ったらいいんだろ、ということで先生の意見を伺う為になのです。
まあ先生もこんな家庭内で処理する様な問題の判断を任されて可哀想だとも思ったのだけれど、母を黙らせるにはこれ以外に方法が思いつかなかったので、先生に話を切りだしたところ、
「個人的にバイクは危ないと思うけど…」と困った顔をして言われました。
けれど絶対にやめろとは言われなかったので、絶対取る。
そのために今まで仕事頑張ってきたんだもの。
言えない
TSUTAYAで「さよならみどりちゃん」を借りてみました。
西島さんは駄目男っぷりが素敵だったしよかったのだけれど、それより主人公のユウコに自分を、西島さん演じるユタカに惚れてる相手を重ね合わせてしまったよ。
作中、ユタカがユウコに「しろよ」と命令口調で言うシーンがあるのだけれど、それがあいつにそっくりでびっくりしてしまった。
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いい歳こいて駄目で馬鹿で自己中心的で、自分はフラフラしてるくせに妙なところで独占欲出したりして周りを振り回してるガキ。だけど好き。
だから嫌われたくないし、一緒にいたい。
振られても、私の事だけを見てくれる訳でもなくても、どこかで繋がっている限り、甘い期待を持ってしまう。
終盤の「私の事好きになってよ」という台詞は、片想いしている人の大半が言いたい台詞なんじゃないかと思う。
ただ口に出してしまう言葉の虚しさと、自分と相手を繋ぎ止めているものが一気に断ち切れてしまいそうで言えないんだろう。
体だけ、で、割り切れる訳なんてないじゃん。好きなんだから。
だからこそ、ラストのユウコの行動は素晴らしかったと思うし、あのラストはハッピーエンドなんだと思う。
■
私は通勤通学時間帯の満員電車やバスなんかが大嫌いで、だから今の学校になってからバスの混雑が嫌で、授業が終わったら図書室が閉まるまで本を読んでから帰るようにしているのです。
だけど日曜日は文芸部のオタ共がうるさいし、平日は全日の人達がうるさいはで、誰かあいつら消してくれないかな。
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本を読んで思ったことは、厭世的になって投げ出すんじゃなくて、自分の中の問いを直視し続ける。じいさまに片足突っ込んでいても、こういう考えをしている人がいるという事が嬉しかったです。
作者は自分の激しすぎる自己愛を認めていて、「生きるのも〜」の中でも若い子から「ナルシスト」と言われてるのだけれど、こういう男に惹かれる女って結構多いんだよな…って私だよ。
「ヒモになるのも才能」の一言には頷いてしまった。
*1:私の嫌いな10のことば