バイクでわりかし近くにある大きなショッピングモールまで行って買い物していたら、嫌な奴に会ってしまった。
昔あれだけ死にたい死にたい言ってたくせに、まだ死んでなかったのか。
次もしも会ったら「まだ死んでなかったの?」って馬鹿にしてやろうと思ったのに、三回目が合って、三回とも何も出来ずにいた。相手も気付いていたけど、何もしなかった。
すっごいどきどきして、口惜しいけどやっぱこいつの事好きだった(過去形)んだって改めて実感した。
思えばあいつと離れて一年近く経つけど、最初のころは白いインプ見ると思わず振り返ったり、一緒にいた時白いインプにたまに乗せてもらったけどそれだけじゃ嫌で口惜しくて、あいつに頼らなくていいように自分の足が欲しいと思って原チャの免許取ろうとしたり*1、なっかなか引きずっていた。
けど、車を見てると面白くてインプだけじゃなく色んな車に反応する様になったし、バイクは原チャじゃなくて中免取って、誰かを追いかけたりする為じゃなくて自分が走りたい為だけに乗るし、結局あいつはきっかけに過ぎなかったというか、きっかけを作ってくれた存在という訳だ。
最初は悲しくて、次に口惜しくて、次にむかついて、次に早く忘れようなんて思っていたけど、こうしてみると、あの時と久し振りに会った時のどきどき感は本物と認めざるを得ない訳だし、私の人生の一点として記憶の中でわりかしきれぇいな感じにぼやかして残しておくのもありだな、と思った。


もし次の恋をするなら、浅はかな同情心からくる擬似恋愛なんかじゃありません様に。と言ってもこれは心掛け次第だ。

*1:今思うと原チャとインプって差がありすぎだろ