北へ帰る人の群れは誰も無口で

お彼岸に母の実家に、とき+いなほで帰省してきました。
羽越線怖かった。
日本海は風が強すぎて、徐行運転の繰り返し。
事故があった最上川付近でのひやっとしたあの感じ。



母の実家は農村地帯で、バスが二〜三時間に一本、最終のバスが夕方六時という完全な車社会なので、親戚のおばさんに車で駅まで送ってもらい、駅前*1の美術館へ行って気味の悪い雛人形を見た後、抹茶を飲みながら手入れの行き届いた日本庭園とそこから覗くカラオケ屋の看板にげっそり。
その後寿司屋で地魚食べて満足して帰ろうとしてバスに乗ったら、駅ではなく隣の市の温泉地に行くバスだったようで、気付いたときにはもう駅行きのバスは無く、コンビニはもちろん街頭も民家も無い様な道を、日本海独特のあの強風に晒されながら駅まで歩いて帰ろうと帰ろうと試みると、途中で雪まで降ってくるし風は強くて飛ばされそうになるし暗くて前も見えないわで、夜を明かせそうな場所も無いしどうしようかなぁと思っていたら、仕事終わりの叔父さんからの救いの電話が。
やっと見つけた風しのぎの場所、養豚場でひたすら叔父さんを待つ事に。
家に帰ったらおばあちゃんが物凄く心配してて、なんか悪い事しちゃったなあと同時に思う事は、こんな田舎には絶対住めない、そしてやっぱりエンジンがある乗り物に乗ろうと言う事。
つまり私は免許取る。
本当は四輪もしくは中型がいいのだけれど、お金が無いので原チャです!!!!

*1:と言っても特急止まる駅とは思えないくらい何も無い