はてな年間100冊読書クラブ48〜52冊目

風と木の詩 (第6巻) (白泉社文庫)

風と木の詩 (第6巻) (白泉社文庫)

風と木の詩 (第7巻) (白泉社文庫)
風と木の詩 (第9巻) (白泉社文庫)
風と木の詩 (第8巻) (白泉社文庫)
風と木の詩 (第10巻) (白泉社文庫)

若干ネタばれ有り


実はラストは知っていたのだけれど、それでもやっぱり泣いてしまった。
第一巻に解説を書いた寺山修司は、作中では真面目な優等生セルジュ、悪魔っ子のジルベールとなっているのに対して
「セルジュこそジルベールを駄目にする小悪魔!セルジュなんかに負けるなジルベール!!」
と書いて、まあ一理あるなってかとても彼らしい意見だな、と思ったけれど
セルジュという存在を得た結果ああなった事が一概に駄目とは言えないと思うわけですよ。
10巻のラストに入っている番外編?にも「二人両方とも手に入れた」って言われてるしね。


それにジルベール、若い頃からあんなにやられまくってたら絶対肛門やばいよなぁ。
肛門って広がったら戻らないんですって。
って事は若いのにオムツ生活とか肛門に栓をするとかいけなかったんだろうな。
だったらいっそあれで、綺麗なまま散れてよかったんじゃね?
話が下世話な方向に行ってしまったけれど。