図書館

図書館がずーーーっと休館していたのですが、やっと休みが終わったみたいです。
うひょー、本読むぞー。
処天(日出処の天子)もう一回読み直すぞー。
ウマー(と厩戸皇子のことをファンの人の間ではこう呼ぶらしい)好きだー。
切れ長三白眼美人素敵だー。
切れ長三白眼美人といえば吉祥天女の小夜子たんもそうだ。
吉祥天女ももう一回読み直そう。



そういえば大島弓子作品にも最近手を出し始めて、最初は違和感を感じたのだけど、読み返すにつれて、すごく心地よさを感じるようになった。
今、「金髪の草原」という本を借りていて、中でも「ダリアの帯」という作品がすごく素敵。


内容は若い夫婦の話で、極端に言うと、奥さんが流産をしてしまってから、奥さんの頭がおかしくなってしまうという話。
旦那さんは、変わってしまった奥さんに手を焼いて、自分も体調を悪くして入院してしまい、奥さんも幻覚幻聴独話まで出てきて、ますます酷くなって入院してしまう。
周りからは離婚を勧められるんだけど、結局は奥さんを病院から連れ出して、山で二人っきりの自給自足の生活を始める。
奥さんは相変わらず頭がおかしくて、旦那さんは奥さんを入院させて方が良いのか悩むんだけど、なんだかんだでずっとそのまま。
そうやっているうちに60歳でぽっくり。
一見不幸な様に見えるんだけど、とても幸せに生きているのが羨ましい。
旦那さんが最後には奥さんのことを理解できたのも良かった。
いいなぁ、私もこういう生活がしたい。
この宇宙で、たった二人っきり。
そう思えるような人と巡り合って、そう思えるような人生を送りたいな。