スピッツ

なんか最近お笑いのことばかり書いている気がするので、たまーに聞く音楽の事を書いてみます。


で、上でも書いたようにスピッツのシングルコレクションを借りてきました。
いままでじっくりスピッツの曲を聴くって言うことが無かったのですが、
このアルバムに入っている曲、6〜11年くらい前の曲なのに、全然古臭くないんです。


私は特に、「青い車」「スパイダー」「運命の人」が良かったです。
「スパイダー」なんて「可愛い君が好きなもの〜」が出だしですよ。
素敵過ぎます。
あの声で「かわいい」だなんて。
青い車」は、なにか新しいことを予感させるような爽やかな曲で。
それでいて、脳と体と曲が混ざって、ぐるぐる回っている様な感覚でした。
「運命の人」は、一番心に沁みました。
出だしの部分を聞いた限りは「明るい曲かな?」なんて思ったんですが、
確かに明るいんですけど、ジーンとくるんです。
なんか、スピッツが私の中に溶け込んで来る様な感じ。
「神様〜」の辺りで、もう自分ごと溶けてしまって、ドロドロの液体になってしまった様な錯覚さえ起きてくるんです。
スピッツが溶け込んでくるような感じは、アルバム全体を通してあったんですが、
「運命の人」が一番曲と私が一体になったような気がしたのです。
あの優しい声と繊細なメロディーと不思議な歌詞が、自然と私の中に入り込んできて。
それはやっぱり、押し付けがましくない優しさに溢れているなんだろうなと。
思った以上に良かったので、他のアルバムも借りてみようかしら。