毎日を旅

学校の人達つまんねぇ
何であんなに真面目なの?
てか自分のバイト行くのに何で母親にお弁当なんて作って貰ってるの?
学校に行く時ですらお弁当なんて作ってもらえないよ、私。
羨ましい。


私は世間から所謂ギャル、と呼ばれている人達の方が話し合うんだよね。
彼女らは毎日を旅、として生きている*1訳でしょう。
私としてはそういう流転の生き方を望んでいるわけで、それを体現している彼女達は私のそうありたい、という姿であるのですよ。
バイト先でもギャル系の人と仲良くさせてもらっているし。
「昨日さ〜カラオケ行ってめっちゃ飲まされてー生よ生。もう何杯飲んだか記憶に無いのよ〜んで朝の九時に帰って寝てさー」
なんて彼女はレジの前で話してくれたりするのだ。
こんな事言ってても、仕事はすっごい真面目にこなして、人当たりもよかったりして。(彼女と飲みに行ったりすると、本音が出るけど)
おっさんの下ネタなんかもさらっとかわせて凄いの。
けれど私がギャルの人達と仲良くなりたい、と望んでいてもギャルにならないのは、
不良に憧れているけどなりきれない男子高校生のあれなのかもね。


結局私には家もあるし親もあるし生活の保障もあるし、そこにいる事やそれに甘える事を良しとしてしまっているから、*2彼女達の様に振舞えなくて。
私が仲良くさせてもらっているギャルの人何人かは、親と不仲、人の家に居候、生活費はある程度自分で稼ぐ、彼氏に養ってもらっている、
などと親との関係が希薄な人が多くて、親以外の他人とより深い繋がりを求める、または繋がっていたりするのですよ。
私は親との繋がりがどうしても深くて切れなくて、だからこそ親が疎ましいの。


だから前々から考えていたり友達と話のネタにしていたのだけれど、家を出てみようかなと。
まぁー田舎と言っても家賃はそれなりにするし、糞汚い沼から水を引いているから水道料金めっちゃ高いし、
今よりももっと働かなくちゃいけないから学業との両立がきつくなるだろうし、
お金もなくなるからあんまり遊びに行けなくなっちゃうけれど。


それでも私自身が今現在の状況を良しとするのに嫌気がさしてしまって、現状から脱却したい、と強く願っている*3っていうのがあるんだよなぁ。

*1:常盤雅幸作「真ッ赤な東京」より

*2:ギャルだなんて一口に言っても私と似た様な環境の人も腐るほど居るだろうが

*3:まぁそんなものは気分だからどうせすぐまた考えが変わるのだろうけどさ