デビッド・ボウイが好き超好き

戦場のメリークリスマス [DVD]

戦場のメリークリスマス [DVD]

やっぱりデビッド・ボウイ好き。
うちの親父より年上だし、ギリギリ私のおじいちゃんって言ってもいい位の歳だけど、それでも今でも素敵。
この二作を撮った頃は多分40くらいかな?メイクしてるのもあるけど、超綺麗だ。
戦メリの監督、大島渚もびっくりしたらしい。綺麗過ぎて。
多分10年以上前、今より幾分か若いボウイを見たというメル友さんが、
半端なく綺麗で、半端なくかっこよくて、男でも惚れてしまうと言ってたけど、
映画を見てる限りでも、本当にそう思う。(私は女だけれど)


戦場のメリークリスマスでは、悪魔っ子ぷりが素晴らしかったけど、それよりデビッド・ボウイにキスされた後の教授の演技の方が色んな意味で素晴らしかった。
「ぬぅ!(刀を振り上げる)うぅぅ…(倒れる)」
マジでこんな感じ。
てか教授のメイク変だよ。
ノーズシャドウ入れすぎ。
あと茶系のシャドウを目尻跳ね上げ気味でアイラインっぽく入れてる。
って私と同じメイクか!
教授ばりに鼻があぐらかいてるから、ノーズシャドウがんがん入れてるよ。
茶シャドウは目が大きく見えるから、今の時期暑苦しくてももっぱら茶シャドウ。


ラビリンスでは赤ん坊をあやすボウイ、魔王なのに父性溢れとる。
てかボウイに
「愛してくれるだけでいいんだ」
なんて言われたら、私絶対赤ん坊なんて見捨てるけどな。



私はとっても楽しめたけれど、この映画を楽しめるのはデビッド・ボウイが大好きな人か、
子供とか、ハッチポッチステーションなどの教育番組を楽しめる心を持ってる人じゃないと駄目な様な気がする。
私は教育番組昔から大好きで、
小学校サボったり抜け出したりしてはよく見てた。
今もたまに見ているけれど、今の教育番組はお洒落だよ!
ピタゴラスイッチにほんごであそぼの、あの一連の流れが好きだ。
多分大人も楽しめる!…はず。
にほんごであそぼは、未就学児〜小学校低学年くらいの子供が、
絶対に意味を分かってないであろう、日本文学の有名な一節なんかを、踊りながら台詞として発するという、
端から見たらかなりシュールな番組です。
前に見た時は、太宰治人間失格
「恥の多い生涯を送って来ました」
と言う一節を、小さい子供が空色のセットをバックに
手をゆるりゆるりと鳥の様に動かしながら
ものごっつ棒読みで何回か繰り返してました。
「いやいや恥の多い生涯ってあなた、まだ私の半分ですら生きていないでしょう」
なんて思っていたらKONISHIKI氏がやってきて、
「どうしたの?」
とその子供に聞くも、子供はその言葉を無視して一定感覚でひたすら台詞を言いながら踊りを踊っていて
「そんな事言わないで。コニちゃんも恥ずかしいこといっぱいあるよ。昨日ご飯食べ過ぎちゃったし。」
と必死に励ますも、子供は絶えず踊り続け
しまいにはKONISHIKI氏も一緒に踊りながら
「恥の多い生涯を送ってきました」
と言い出すという展開に。
子供は言うまでもないし、KONISHIKI氏も小錦関として横綱*1まで行ったんだから、全然恥ずかしくないよ!
むしろ凄すぎるよ!!

*1:横綱じゃなくて大関までらしい。すまん