修了式

今日は修了式がありました。
私自身は、卒業生にこれといった思い入れも無いので、どうでもいいです。


式の練習や準備などをした後、昼食をとったのですが、
その昼食の最中、例のアニヲタがゲームの音楽をかけだしたんです。
しかもわざわざ音量を上げて。
いい加減にしろよと
何なんだその無神経さは
何で食事中にそれを流す必要があるのか
何で食事中に、聞きたくも無い音楽を聴かなければいけないのかと


これで私は確信しました。
私は曲の内容云々よりも、他に大勢の人がいる場所で大音量で音楽を垂れ流す、その神経が嫌なのだと。


私は食事中、全員で食べなくてはいけないので避難することもできず、
内心イライラしながらも

(今日で奴は卒業する。こんなことはもう無くなる)

と自分に言い聞かせながら、黙々とお弁当を食べました。



式には教育委員長など、教育委員会のお偉いさんが何人か来ていました。
中学校の卒業式は明日だから、どこの学校とも被らないから来たのでしょうか。


そして式の内容は、第一部が、修了証書を渡す、指導員からの言葉、在校生からの言葉、卒業生からの言葉など。
修了証書は卒業生だけに渡すものだと思っていたのだけれど、全員に渡されたのでびっくりしました。


修了証書には一人一人に向けて言葉が書いてあって、渡すときにそれが読み上げられていきました。
「個性的で〜」「絵が上手で〜」「リーダーシップがあり〜」「積極的で〜」「〜のことを話すと目が輝く〜」
などみんなのには書いてあったのですけど、私のには

”あなたはいつも穏やかでやさしく人に接することができます。
それはとてもすばらしいことだと思います。
また個別学習の時間も、こつこつとまじめに課題に取り組むことができました。
その積み重ねはきっとあなたの大きな力になっていくことでしょう。
自分の力を信じてこれからも一歩づつ着実に進んでいってください。”

と、当たり障りのないことが書いてありました。
いつもは「私はここの人達とは違う」みたいにいきがっていたりするのに、
他人から見たらそんなものなんだなぁと思いました。そんなもんですよね。
私って、褒められるところとか目立ったところ、そんなにないのかな。


卒業生から在校生に向けての言葉でも、一人一人に向けて言葉を送るのですが、
私は一度もしゃべったことがない人から送られました。
多分言葉の内容は、先生が考えたんだろうな。
卒業生とは、ほとんど親しくしてなかったから当たり前か。


第二部では合唱とハンドベル
合唱は口パクでこなし、ハンドベルは希望した人達だけでやっていたので、参加しませんでした。
その後はみんなで五時くらいまでだべっていました。


先生の一人が、ネクタイの結び方をある生徒に教えていたので、
「あれ、先生は結んでくれる人いないんですか?」
と、冗談半分に聞いてみたら、一瞬私の顔を見て
「まぁ、いてもいなくても、いつも一人でやってるからね」と冷たく返されました。
失礼だったかな。